女性声優の結婚に思うこと
女性声優の結婚ラッシュ
年末年始に相次いで"ご報告"が続いた。
幸か不幸か、自分が真剣に推していたり、好きだったキャラクターの声を演じている方はいなかったので、1つ1つの発表に対して大きなダメージを受けることなかった。
しかし、数年後の将来を考え、とても深く暗い気分になった。
それは、自分の推しが同様の発表をしたときのことを考えたからだ。
今の僕の生活は間違いなく推し事が中心になっているし、お金や時間、物理的にも精神的にも持つリソース全てを費やしていると言っても良い。
そんな彼女が…と思うと視界が真っ暗になってしまう。
自分のスタンス
基本的に自分自身が推しと結婚したいだとか、親しい仲になりたいという考え微塵も持っていないし、今後も変わることはないだろう。
あくまで、
みんなの推しでいて欲しいし、そのみんなのうちの一人でありたい
というのが僕のファンとしての姿勢だ。
自分勝手だと思うし、他人の人生や結婚に文句を垂れるのは如何なものかとは思う。しかし、それだけ僕の人生にとって大きな存在であり、それが特定の個人に独占されるというのは耐え難い苦痛になるのだ。
例のコピペについて
声優の結婚に関しては様々な人がお気持ちを表明されているが、その中でも有名なのは國府田マリ子コピペであろう。それを今の自分に当てはめてみる。
・おっかけをして10余年が経った→数年後には◯
・合コンや女の子と縁がなく推しのために生きてきた→◯
・歌やラジオを欠かさず聞く→◯
・ハガキ(メール)や手紙を出しまくる→◯
・イベントに全部行く→△(単独は◯)
・ツアー全通複数回→数年後には◯
・接近で認知→△(話した内容は覚えてくれてるけど名前は微妙)
・結婚も彼女も友達もそんなのは関係ないいらない→△
仮に、推しが30代前半でご報告されたとすると、その全てが当てはまってしまう。
おそらく僕も彼と同じく、何も残らない20代を過ごすのであろう。
こう考えると、自分の人生をもう一度考え直すキッカケにはなる。
しかし、暗い将来が待っているとしても、今推しから離れるという選択肢は無い。
それでもやっぱり、好きだから。
最後に
では仮に、数年後に本当にその時が訪れたら僕はどうなるのか。
しばらくの期間落ち込んだ後、結局は現場に帰ってきてしまうと思う。
グッズやCDなどは、一旦目に見える範囲から片付けるだろう。
あくまでそれだけ。焼いたり捨てたりはしないし、その様子を撮ったりもしない。
おそらく自分を取り繕っておめでとうとすら言ってしまうかもしれない。
好きという感情が裏返って憎しみに変わるかもしれない。
それでも、ステージに立つ彼女自身に憧れているのは紛れもない事実だし、大切な想い出をくれた人には変わりないのだ。
結局、都合の悪い部分は自分で自分に言い訳をして 、彼女に会いに行ってしまうのだろう。もはや、他には何もないのだから。